雪道などの下り坂にはエンジンブレーキが良い！理由や5つの注意点について

冬季には、雪や凍結路面の上を運転することが必要になりますよね！
そして雪道の上り坂を登るのと同じく、下り坂を降りる際も注意が必要です。

実際に、雪道の下り坂を降りる際には、エンジンブレーキを使うことがおすすめされていますが意外と、エンジンブレーキのメリットデメリットを知らない人は多いです。

そこで今回は、雪道の下り坂でエンジンブレーキが良いとされる理由からエンジンブレーキを使う上での5つの注意点について解説します。

なぜ雪道の下り坂などでエンジンブレーキが良いのか？理由について

雪道の下り坂を降りる時にエンジンブレーキが推奨される理由は、ブレーキをかけすぎるとタイヤがロックし、スリップする恐れがあるからです。
エンジンブレーキを使うと、車を徐々に減速させることができ、タイヤがスリップすることを防ぐことができます。

この他にも、エンジンブレーキにはメリットがあります。
エンブレを使うことで、ブレーキパッドの摩耗を減らすこともできます。

エンジンブレーキは通常のブレーキとは違い、エンジンの圧縮力を利用して減速するため、ブレーキパッドを使うよりも、摩耗が少なく出来るんです。

エンジンブレーキを使う際には、注意点がありますのでこちらを参考にして下さい。

エンジンブレーキは、MT車やAT車の中には使えない車種もあります。
車種によっては、エンジンブレーキを使うとトランスミッションに負担がかかるので、故障の原因になることも。
なので車の取扱説明書をよく読んで、エンジンブレーキが使えるかどうかは必ず確認をしておきましょう！

エンジンブレーキを使う場合、シフトダウンをする必要があります。シフトダウンする際には、適切なギアに入るようにし、エンジン回転数が高くなりすぎないように注意してください。高回転でエンジンを回すと、エンジンに負担がかかることがあります。

エンジンブレーキを使う際には、急な坂道で使用する場合に注意が必要です。急な坂道では、エンジンブレーキだけでは車速を十分にコントロールできない場合があります。
そのため、ブレーキペダルも適宜使い、車速を調整する必要があります。
特に山道などは集中をしましょう！

エンジンブレーキは、エンジンの回転数を上げて減速することで、摩擦による減速に比べてエンジンに負担をかけるため、長時間使用するとエンジンにダメージが蓄積されることがあります。
長時間の使用は避けるようにしましょう。

エンジンブレーキを使用する際、後ろに車がいる場合は、車間距離をとって十分な注意を払って使用するようにしましょう。急な減速になる事もあります。

また夜間や早朝、住宅街などの静かな場所では、エンジンブレーキによるエンジン音が騒音となる場合もあるので、周囲の状況に合わせて、エンジンブレーキの使用について考慮する必要があります。

今回は、雪道などの下り坂にはエンジンブレーキが良い！理由や5つの注意点についてでした。

要点をまとめますと

・雪道の下り坂で通常のブレーキだけを使うとスリップをする恐れがある
・エンジンブレーキの注意点を知って正しく利用する

という事でした。

また冬と言えば、面倒なのが雪かき。
こちらは慣れていない方に向けて解説しています。