いろんな所でちょくちょく出てくる「手取りは家賃を含むのか問題」ですが、その本当の意味をわかって使っている方は少なくありません^^;
では厳密には、どんな状態が手取りと言えるのでしょうか?今回はそれを詳しく調べてみたので、ぜひ参考にして下さい。
手取りが家賃を含むのか?含まないのか?
「手取り」が家賃を含むか含まないかは、会社の福利厚生に「家賃補助」があるかによります。
「手取り」とは、基本給や役職給から「健康保険料」や「厚生年金」、「住民税」や「所得税」など、会社員ならばほとんどの人が支払う費用を差し引いた、手元に入ってくる金額のことです。
これにプラスして「家賃」がひかれるかは、会社の福利厚生などによります。
新卒でも中途でも関係なく、求人情報の中には、必ず「福利厚生」に関する内容があり、そこに「家賃補助」など記載があって、かつ会社が提示する条件を満たせば、家賃をいくらか補助してくれます。
この場合は給与から、保険料や税金、プラス家賃補助分が差し引かれたものが、「手取り」となります。
また会社によっては、社寮などがあり、はじめのうちはそこに住まうように指示され、その費用が給与からひかれる会社もあります。
ただしこの「家賃補助」という制度は、「全国転勤型の総合職」のみに適用されることが一般的です。
最近は「地域限定の異動がある総合職」という、女性向けの雇用形態を提案する会社も多いようですが、彼らは「仕事の都合で転居を伴うことのない範囲での異動しかない」という条件で雇用されるので、「家賃補助」はないというパターンが多いようです。
家賃は手取りの何割が妥当?
各所で「家賃は手取りの何割が妥当か?」といった議論がありますが、一般的には3分の1程度と言われています。
手取り18万円なら6万円程度、手取り60万円なら20万円という計算になりますね。
ボーナスなどをあてにして、年収で計算する方も少なくないようですが、専門家の見解によると家賃を三分の一以上の比率にしてしまうと、生活が圧迫されてしまうんだとか。
先人の知恵ですので、気をつけましょう^^;
確かに、家賃が高ければ高いほどパフォーマンスが上がるという意見もわかりますけどね(笑)
手取りは家賃を含む?含まない?まとめ
今回は手取りが家賃を含むか含まないかについてでした。
支給額と福利厚生、そして手取りの金額。
わかりにくくて面倒ではありますが、大事なことなので、しっかりと把握しておいた方が良いですね^^;