宿題嫌いにとって、夏休み最大の敵と言えば、読書感想文ですよね(笑)
そんな読書感想文ですが、締め方にはいくつかの型があるのはご存じでしょうか?
私もこれを知るまでは無限にあるものだと勘違いしていましたが、知ってしまえば「あ!ここから当てはめれば良いのね」と驚いた経験があります(笑)
読書感想文の締め方に迷ったら、この5つの型で自分に一番合うものを選び、当てはめていくと、まとめが格段に楽になりますよ♪
では、早速読書感想文の締め方、5つのコツをご紹介していきますね^^
登場人物を軸にする
自分と似ている、もしくは全然違って興味が湧いた、魅力的だったなど、気になった登場人物がいれば、その人を軸にして読書感想文を締めましょう。
登場人物と自分との差を洗い出し、「自分だったらその場面でどう行動したのか」をメインに据えてまとめを展開します。
もしくは、登場人物の行動から気持ちを推察し、「あの時の彼はこう思ったのだろう」とまとめる方法もあります。
名作と言われるものなら感情移入もしやすいでしょうし、かなり楽な方法の一つです^^
本を読んで知ったことを軸にする
「本を読んで知らなかった世界を知った」という体験を軸にするパターンもあります。
あまり知られていない職業や動物をモチーフにした作品なら、この書き方が一番まとめやすいですね。
環境問題や社会問題をテーマにした作品なら、この本を読んで自分がどう行動したいと思ったかを書くのも手です。
例えば、「こんな人に出会ったら、こんな風に声をかけたいと思った」、「自分ができるこんな環境活動に取り組みたいと思った」と書くと良いでしょう。
本を1冊読んで全て知っていた。発見がなかったという事はあり得ません^^
心に残ったセリフを軸にする
本の中で心に残ったセリフを軸にしてみるのも良いでしょう。
「このセリフに勇気をもらった」「このセリフは自分の思っていたことを言い当てた気がした」など、セリフによって自分の心がどう動いたのかを言葉にしてみましょう。
さらに、このセリフを読んで自分がどう変わったかを書くと、良いまとめになりそうですね。
尚、ここで選ぶ言葉はどんなものでも良いので、本を読みながら書いたメモがあればそこから抜粋するだけでOKです。
本のテーマを軸にする
筆者が伝えたい本のテーマを軸にすると、深みのある読書感想文になりやすいです。
テーマが分かりにくければ、本の紹介サイトを参考にしてみると良いでしょう。
それこそインターネットはレビューの世界です。
本のテーマが分かりやすく解説されているケースがあります。
課題図書なら、読書感想文のコンクール公式ページをみてみるのもおすすめですね!
同じくらいの年の子が、何をどう見ているのか参考になります。
「私はこの本のテーマについてこう思った」「このテーマについてこう感じた」という思いを書き、読書感想文を締めてみましょう。
これからの自分を意識して書くとまとめやすい
読書感想文の締めでは、これからの自分を意識して書くとまとめやすいです。
本を読む前と今で、考え方や気持ちにどんな変化が出たのかをまとめてみましょう。
また、「こんなアクションを起こしたい」もしくは「こんなことをするすべき」と考えたのかも、読書感想文を占める上で良い視点です。
読書感想文の締め方はどうすれば良い?知ればまとめが楽になる5つのコツまとめ
今回は読書感想文の締め方について5つのコツをご紹介しました。
まとめ
・登場人物を軸にする
・本を読んで知ったことを軸にする
・心に残ったセリフを軸にする
・本のテーマを軸にする
・これからの自分を意識して書く
という事でした。
また読書感想文関係でお役に立つ内容はこちらでも紹介しています。
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