ここ数年、じわじわと広がりつつあるヘアドネーション!
「どうせ切るなら困っている人の役に立ちたい」と、多くの方が髪の毛の寄付に参加しているようです。
しかしヘアドネーションは、どんな髪でもOK!というわけではなく、長さ等の条件があります。
そこで今回は、ヘアドネーションで最低限必要な15センチの測り方や条件、長さがバラバラでも大丈夫なのか?子供の髪の毛でも大丈夫なの?というような、ちょっとした疑問を解説します。
ヘアドネーションとは?
小児癌や先天性の脱毛症、不慮の事故などで、頭髪を失った子どものために、寄付された髪の毛でウィッグを作り無償提供する活動です。
ヘアドネーションの長さは15センチからじゃないと意味ない?条件は?子供でも大丈夫?
ヘアドネーションの長さは、一般的には15センチからでは意味なく、31センチからになります。
しかし【つな髪】さんであれば、条件が15センチから可能ですので、かなりハードルが下がりました。
ヘアドネーションで寄付できる髪の毛の長さの条件は
『15センチ以上、31センチ未満』と『31センチ以上』の2パターンあります。
※ カラーをしていても、暗めの髪色であればOKですが、ブリーチなどで退色してしまった髪や、ダメージが酷く、軽く引っ張っただけで切れてしまうのはNGです。
年齢や性別も関係ないので、子供でも、お年寄りでも、男性でも、女性でもOK!国籍も関係ありません。また抜け毛を集めて寄付することも可能です!
■ ヘアドネーションの長さの測り方は?
ヘアドネーションの長さの測り方を記載する前に
必ずやっておかなければならないことがあります。
切った後に、どの位の長さを残すか決めておきましょう!
鎖骨の辺りまで残すのか?肩くらいか?顎ラインなのか?
残す場所を決めたら、クリップなどで目印を付けるとわかりやすいのでおすすめですよ。
そして、髪を測る時は
プラス3センチは長めに考えておきましょう。
15センチ寄付するつもりなら、18センチ。
31センチ寄付するつもりなら、34センチというようにです。
これは、実際に切った時に誤差が出るかも知れないので保険としてです。
髪を測る時はご自身でも良いですが
人にお願いしたほうがズレがなく安心です。
先程クリップで止めた所から
15センチ以上あるかメジャーなどで測ります。
ヘアドネーションに賛同している美容院があれば
諸々相談に乗ってくれるそうなので一度連絡してみるのも手ですよ。
ヘアドネーションは長さがバラバラでも寄付できる?
ヘアドネーションは長さがバラバラ、髪の量にバラつきがあっても大丈夫です!
これはヘアドネーションの工場で、髪質や髪色を整えてくれる工程があるからなんだそう。
職人さん達が手間暇をかけて、一本一本ていねいに仕分けしてくれるので問題ない!ということみたいですよ!
1体のウィッグを製作するのにはものすごい人の手が掛かっているんですね!
ヘアドネーションにはギリギリ長さが足りない!これは意味ない?
ヘアドネーションをしようと、31センチ伸ばしたつもりで美容院に行っても、ギリギリ長さが足りないことがありますが、これは意味ないわけじゃありません。
ヘアドネーションで寄付した髪の毛は、ウィッグの資金にもなりますので、決して無駄になることはありませんので、我慢して微妙な髪型にする必要はありません、ご安心を!
ヘアドネーションの長さ!15センチないと意味ない?長さの目安や測り方まとめ
今回はヘアドネーションの長さや測り方。
長さがバラバラでも、子どもの髪の毛でも大丈夫なの?ということについてでした。
自分が捨てていた、いらないものが、誰かのタメになるなら、積極的に参加したいですよね!
この取り組みは本当に素晴らしいと思いますので、長く続いてほしいですし、多くの人に知ってもらい参加して欲しい企画だと思いました^^