国民の祝日である敬老の日!
そんな敬老の日の由来や簡単に説明する方法を、以下で紹介しています。子どもにわかりやすく解説する例文やポイントもあわせて紹介していきますね。
そもそも「敬老の日」って何?簡単に解説します。
敬老の日は、法律で定められた国民の祝日の1つです。
国民の祝日とは、美しい風習を育て、より良い社会を築くために、国民が祝ったり感謝したりすることを目的として定められた休日です。
昭和23年に法律で制定され、中でも敬老の日は、長年社会に尽くした高齢者に敬意を表し、長寿を祝うためとして決められている日になります。
尚、敬老の日の由来は一つではなく諸説あります。
その一つに聖徳太子の悲田院の設立や、兵庫県のある村で行われた高齢者の知恵を借りる敬老会にちなんだことなどが、敬老の日始まりのきっかけとされているものがあります。
特に有名な説として、聖徳太子の話が有力なようですが、「これ」と断言できるものはないようです。
「国民の祝日」の由来から子供に解説するなら?
敬老の日の由来を小さな子に簡単に説明する前には、国民の祝日についてから説明すると良いです。
例えば「日本の文化や昔の人の考え方を大事にするずーっと昔に決められたお休みの日だよ」と教えてあげられればOKです。
そして「世の中を良くするために頑張ってきたおじいちゃんおばあちゃんに感謝を伝えるために、作られた日だから感謝を伝えようね」と教えれば、分かりやすいですね。
敬老の日の目的と感謝の仕方をわかりやすく子供に教えるには?
「長く生きてこれまで社会を支えてきた高齢者に感謝するため」という敬老の日の目的をしっかり伝えましょう。
敬老の日が「今日まで頑張ってきたおじいちゃんおばあちゃんにありがとうを伝える日」ということを教えれば、どうやってありがとうを伝えるのかを聞かれることもあるでしょう。
その場合は「プレゼントをあげたり、手紙を送ったりする人が多いよ」と伝えてあげると良いです。
こちらで詳しく解説しています。
→ 敬老の日は何あげる?孫からのプレゼントで本当に喜んでもらえるのは?
小学生以上の子供に教えるなら、聖徳太子の話がおすすめ
小学生以上の子供には、聖徳太子の悲田院の設立が由来になったことを教えてあげても良いでしょう。
593年の9月15日に、周囲に助けてもらえない病人や貧しい人、高齢者を救う目的で悲田院が設立されたことに触れ、「それにちなんでお年寄りを大切にする日がこの日になったんだよ」と説明するのです。
聖徳太子は子どもにとってもメジャーな歴史上の人物なので、興味を持ってもらいやすいですよ。
またついでに聖徳太子の逸話などに触れて教えてあげるのも良いですね^^
由来は「いろいろある」と教える
諸説あるような由来のどれか一つだけ教えてしまうと、学校で披露した時にトラブルとなるケースもありますので、注意しましょう。
大人の私たちは新しい発見があれば歴史が変わる事を知っていますが、子供はそれを知らないことも多いです。
私も小さいころに、記念日の由来で友達ともめた経験があります。
「どれが本当の話か」が議論になって、喧嘩に発展したことを覚えています。
このトラブルを避けるには「いろいろあるらしいけど~」と添えてから話すと良いです。一緒に詳しい歴史を調べてみるのもありだと思いますし、地域的に有力とされる別の説が存在するケースもあります。
敬老の日の由来を子どもにわかりやすく解説するならまとめ
今回は敬老の日の由来を子どもにわかりやすく解説するなら?についてでした。
・敬老の日は長年社会に尽くした高齢者に敬意を表し、長寿を祝うための日
・有名な説として、聖徳太子の話が有力
・おじいちゃんおばあちゃんに感謝を伝えるために作られた日なので感謝しようね
・由来を一つだけ教えると、学校で披露した時にトラブルとなるケースもある
という事でした。
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