今回は突然知らなければいけなくなるオーブンレンジはアースなしでも使えるのか問題についてです。
なければ使えないのか?なくても使えるけど別で問題が発生するのか?何かあってからでは怖いので知っておきたいですよね?^^;
では、オーブンレンジはアースなしで使えるのか?何のためにあるのか?アースが取り付けられない場合の代案について解説しますね。
オーブンレンジはアースなしでも使える?使えない?何のためにあるのか?
オーブンレンジはアースなしでも、使用はできます。
ただし、オーブンレンジにアースなしにしておく場合、すぐに危険があるというわけではありませんが、漏電や感電、故障のリスクがあるということを考えておいた方が良いです。
そもそもアースの役割とは、家電から漏電してしまった場合に、漏れた電流を地面に流す働きをするものです。
主に家電が壊れた時の、感電事故防止装置として取り付けられています。
ちなみに、オーブンレンジをはじめ、冷蔵庫といったキッチンで使う家電や洗濯機に取り付けられていることが多いのは、水によって家電が故障し漏電を起こすリスクが高いからです。役割としては同じ理由ですね。
アースによって家電製品を雷から守る
アースには雷から家電を守る役割も果たします。
落雷によって強い電流が家電に流れ、故障することを防ぐために、電流を逃す役割を持つアースが役立つというわけです。
雷が落ちてしまい夏場などに冷蔵が壊れてしまったら、最悪ですよね^^;
生ものは腐るし、冷凍食品は全て溶けてしまいます。当然後片付けも面倒な訳で…。
オーブンレンジのメーカー各社は、事故防止のため、オーブンレンジをアースなしで使用しないように呼びかけています。
オーブンレンジを使用する際は基本的に、アースを取り付けるようにしましょう。
アースの取り付け方は難しい?簡単?
アースは、家の中にあるアース線の接続口に差し込んで取り付けます。
まだやったことがないと「専門的で面倒な作業では?」と誤解されている方も多いですが、実は作業はさほど難しくないので、初心者でもできます。
また、アースは1箇所に複数接続しても問題ないとされているので、家の中でアース線の接続口が少ない場合も安心です。
アース線の長さが足りない場合は延長するコードが家電量販店やネットショップで販売されているので、購入して使用しましょう。
アースの接続口は、工事で増やすことができますので、施工業者に相談してみるのも良いでしょう。電気屋さんに相談すれば快く引き受けてくれます。
アースを工事で増やしたいけど家が賃貸というの場合は、管理会社や大家さんに相談することも必要なので、忘れずに相談してください。
アースを取り付けられない場合はどうする?
オーブンレンジを置きたいところでどうしてもアースが接続できない場合は、そのまま床に垂らしておいても、アースなしでオーブンレンジ自体を使用することはできます。
ただし、はじめに記載したように漏電や感電、故障のリスクがあるので自己責任になりますので、注意が必要ですし推奨はできません。
アースには代用品もあるので、漏電遮断機を検討するのもひとつ。
アースの代用として、「漏電遮断機」というグッズもあるので、アースの取り付けが出来ない場合は、それを活用するのも手です。
プラグ型のものなら、工事の必要がないので、賃貸や工事ができない場合も手軽に使えます。
アースの取り付け作業に不安があるという人にもおすすめです。
漏電遮断機は、漏電を感知した際に、その家電の電源を切ってくれるというものです。
家電量販店やネットショップなどで手軽に購入できます。価格も2千円前後くらいと、気軽に取り入れやすいですよ。
「オーブンレンジをアースなしで使いたいけど不安」という人に重宝するグッズですね。
オーブンレンジのアースなしは危険?アース線をつけないとどうなる?まとめ
今回は、オーブンレンジのアースなしは危険?アース線をつけないとどうなる?についてでした。
・オーブンレンジはアースなしでも、使用はできる
・漏電や感電、故障のリスクがあるということを考えておいた方が良い
・アースの取り付け作業はさほど難しくないので、初心者でもできる
・アースの取り付けが出来ない場合は、漏電遮断機で代用も可能
ということでした。