今回は人形供養についてです。
人形といえば、私にもどうしても捨てられない人形が2つありました。
ひとつは、祖母が手作りしたケースに入った日本人形、そして、父が買ってくれた人形。
欲しいと言って作ってもらったわけでも、買ってもらったわけでもありませんが、どうしても捨てられないものとして飾っていました。
そんな人形を断捨離のつもりで処分しようと思い取りかかりましたが、気持ちの整理がつかず、それでは「人形供養」をしようと思いつきました。
そこで今回は、人形供養で絶対に外せない3つのポイントや、自身でやる場合のやり方、また個人的に気になったアニメのフィギュアの人形供養についてまとめました。
人形供養での外してはいけない3つのポイントは?
人形供養とは、大事にしてきた人形やぬいぐるみなどを供養してから廃棄することです。
供養の流れとしては、祈祷や読経のあとに、焚き上げを行います。
人形供養の方法は、神社やお寺、葬儀社、専門の業者に頼む方法がありますが、自分で人形を白い和紙や布で包み、感謝しながら粗塩を振ってゴミの収集日に出す方法もあります。
尚、自宅で燃やすような行為は法律等で禁止されていますので、絶対に止めましょう。
最近では、煙が近所の迷惑になる事から【自宅でバーベキューをするのも禁止】という地区もありますし、自宅で燃やそうと思う人も少ないと思いますが念のため^^;
もちろん、どんな方法で人形供養をする場合でも、外してはいけないポイントがありますのでご紹介します。
人形供養をする時のポイント1:心のあり方を清らかに
心を清めることが何より大切です。
私の場合でいえば、祖母がどんな気持ちで人形を手作りしたのかを想像したり、また、父がどんな気持ちで私に人形を買ってくれたのかを想像したりすると、心が清らかになります。
そんな感謝の気持ちを持ちながら供養するようにします。
人形供養をする時のポイント2:自分の気持ちに合わせた供養を行う
初詣などで日頃、利用している神社やお寺に依頼すると、場所にも馴染んでいますし、料金も決まっているので安心です。
業者や葬儀社に相談をすると、提携しているお寺などで供養してもらえます。
かかる費用やサービスはケースバイケースになるので、事前に確認する必要があります。
費用の相場は300円から段ボール一箱3000円という所など、場所によって様々です。
またいつでも受け付けているわけではなく、毎月〇日と日にちが決まっている場合もありますので、一度問い合わせてみると良いです。
自分で行う供養は、納得しながら気持ちを込めてできますので、個人的にはおすすめです。
人形供養をする時のポイント3:適切な日取りを決める
人形供養する場合、お正月や七夕、お盆など、年間行事にあたる日時を選ぶことが多いです。
もし立ち会って見送るつもりなら、次のことも覚えておくといいでしょう。
・人形に命を与える
祈願を行えるのが人形供養のポイントになります。
自分の願いを思い描き、人形に命を与えることで、その願いが叶うように祈りましょう。
・お供え物に用意する
お菓子や果物、お酒などを奉納します。お賽銭を納めることもあります。
供養をする人の気持ちが一番大切ですが、地域によっては異なる習慣があるようなので、一応、調べたり人に聞いたりして執り行うのがオススメです。
人形供養をすると「罪悪感がなくなる」「気持ちがすっきり晴れる」「感謝の気持ちをもてる」「気持ちを切り替えられた」といった声が多いように、ひとつの区切りと考える方が多いです。
人形供養を自身でやろうと思う時の2つのやり方は?
人形供養を自身でやろうと思った場合のやり方は以下の2つがオススメです。
1.どんど焼きで供養する場合
もちろん自宅で燃やすというのは時代にあっていないと思いますので、お正月等に地域で執り行われているどんど焼きなどを利用して、神聖な火で供養するというのがおすすめです。
※どんど焼きとは?
松飾りやしめ縄、お正月に書いた書初め、昨年のお守り等を地域の神社や広場に持ち寄ってお炊き上げする行事になります。
2.ゴミとして処分する場合
ゴミとして処分する場合は、白い紙に包み、塩で清めてから一礼し、感謝の気持ちをもって処分しましょう。
アニメ等のフィギュアも人形供養する?
アニメのフィギュアについてですが、いろいろと調べてみた結果、供養をしないという方とお寺などで供養するという方が半々くらいでした。
どのように処分しているのか気になって調べてみると半分くらいの方が「ネットオークションやリサイクルショップで売って処分する」というものでした^^;
「部屋も片付くし、ランチ代くらいにはなるので」といった理由でしたね(笑)
賢いというかなんというか、そういう時代なんだなーと思いました^^;
人形供養のポイント3つと自身でやる場合やアニメのフィギュアは?まとめ
今回は、人形供養のポイントで絶対に外せない3つと、自身でやる場合やアニメのフィギュアについてでした。
まとめ
・自分の気持ちに合わせた供養を行う
・適切な日取りを決める
・自身でやる場合は、どんど焼きを利用するのがおすすめ
・ゴミとして処分する場合は白い紙に包み、塩で清めてから一礼してから
・アニメ等のフィギュアは人形供養と売って処分するが半々
という事でした。
またぬいぐるみがボロボロでリペアしなければ使えないという状態であれば別ですが、汚れの場合は洗濯するのが一般的です。
基本は抱き枕と一緒で大丈夫ですが、注意点もあります。
→ 抱き枕の洗い方はぬいぐるみと同じでOK?10秒後から使える知識がこちら