ふさふさした見た目が愛らしい「猫じゃらし」。
一般的には猫と遊び時に使うだけの草のように思われがちですが、実はこの猫じゃらしと呼ばれる草は、人間も猫も食べることができます。
そこで今回はそんな猫じゃらしという草について、そもそもどんな草なのか?食べ方や味、注意点について解説します。
ぜひ参考にして下さいね^^
猫じゃらしという草の正式名称は?食べられるのか?
猫じゃらしという草の正式名称は「エノコログサ」といい、イネ科の一年草で、日本国内至る所で目にすることができます。
猫じゃらしは穀物の1種類である「粟」の原種であるとされて、食糧難の時代には貴重な栄養として食べられていたようです。
過去には猫じゃらしを栽培していたという記録もあります。
食べることができるのは、猫じゃらしについている穂の部分です。手で触ると、モコモコしたところですね。米と同じように乾燥して脱穀した後、加熱すれば、食べることができます。
猫じゃらしの食べ方や味はどうなっている?
猫じゃらしの食べ方は簡単です。
穀物なので、中には炒めることでポップコーンのように小さく弾けるものもあります。
猫じゃらしの味わいはゴマのような香ばしさと言われています。
尚、猫じゃらしの味の良し悪しは、生えている段階で茶色っぽく色づいているものの方が美味しいとされていますので、ご興味のある場合は参考にして下さいね。
猫じゃらしは猫が食べても大丈夫?注意点は?
猫じゃらしは、猫も食べることが可能ですが、猫が食べる場合はいくつか注意が必要です。
まず、猫に猫じゃらしのトゲトゲした部分が引っかかって怪我をしないようにしてあげましょう。口の中が傷つくだけでなく、胃や腸が傷つくと大変です。
また猫の体は、植物を消化するのが上手ではありませんので、ねこじゃらしを食べた事で便秘になってしまい、猫が嘔吐する可能性があります。
食べさせようと考えている場合は、あげすぎに注意をしてあげてください。
もしも猫の様子がおかしいなと思ったら、すぐに動物病院へ連れて行き、事情を説明しましょう。
不安な場合は、動物病院が空いている時間にしておくことをおすすめします。
猫じゃらしを食べる時の注意点
猫も人間も猫じゃらしを食べる場合は、道端の猫じゃらしはあまり綺麗ではありませんので、とる所は選びましょう。
例えば、畑の近くなら農薬や除草剤がかかっているかもしれませんし、公園なら、人が唾を吐きかけていたり、ペットの犬や野鳥などの糞などをかけているかもしれません。
食べるために採取するなら、きれいで安全そうな場所を選びましょう。
もちろん、よく洗って加熱してから食べることも重要です。
自宅や実家に庭がある人なら、その場所のものを採取するのが良いでしょう。
道端の猫じゃらしを食べることはできますが、リスクもありますので、自己責任でお願いします。
注意点を確認して、安全に楽しく、猫じゃらしを楽しみましょう!
猫じゃらしという草は食べる事が出来る?どんな草で味は?まとめ
猫じゃらしという草は食べる事が出来る?どんな草で味は?についてでした。
まとめ
・味はゴマのような香ばしさがある
・猫に食べさせる時は念のため、病院の空いている時間帯に。
・猫じゃらしを採取する場合はきれいな場所から
という事でした。
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