野球選手がデイゲームで目の下を黒く塗っているのを見ることがよくありませんか?
「アレはいったい何?どんな効果が??」
こんなことを疑問に思ったのは私だけではないはず(笑)
今回はそんな、野球選手が目の下を黒く塗る理由や効果、起源についてです。
非常に理にかなった方法でした^^
野球選手が目の下を黒く塗る理由や効果は?
結論からご紹介すると
あの黒いものは「アイブラック」と呼ばれており
一般的には太陽光の反射によるまぶしさを
抑える効果が期待できると考えられています。
ただ効果については意見が割れていて
「効果がない」という方もいます。
なのであくまでも
「効果が期待できると考えられている」という所のようです。
野球のドームなどは
太陽光のみではなく、ライトの光も強いので
その反射も抑えられるとの事で
ナイターで使用している選手もいます。
アイブラックの種類や起源は?
アイブラックの種類には塗るタイプのものと貼るタイプのものがあります。
そして起源ですが、ルーツに狩猟民族のある選手が、化粧をして闘争心をかき立てていたという説があります。
以前は墨を使っていましたが、現在はグリースを使用しています。
尚、貼るタイプのものは日本では「久保田運動具店」(大阪市北区)のみで製造販売しており、「アイブラック アイパル」と呼ばれています。
久保田運動具店は1936年創業の老舗中の老舗!
ホームページも拝見しましたが、野球道具に真摯に向き合っていて、非常に素敵な会社だなと思いました^^
また最近では、アイブラックではなく
野球用のサングラスも広く普及しており
そちらを使用している選手も多くなっています。
とはいえ、サングラス派は装着するもののため
試合中の激しい動きでズレたり、違和感を抱く選手もいるようで
前述の「久保田運動具店」ではアイブラックは今後もなくならないだろう
と予想されています。
このアイブラックはプロ野球であってもチーム単位で購入している場合も
選手個人で購入している場合も見られます。
高校野球でアイブラックを使用している選手がいないのは?
高校野球の選手がアイブラックを使用しているのは見たことがありませんよね?
これは高野連で正式に使用が許可されていないため、と言われています。
「禁止」とも言及されていませんが
正式な許可が出ていないため
多くの学校及び個人が使用を避けているようです。
個人的には高校野球では日中の試合がほとんどですから
パフォーマンスが上がるようであれば
使用できるようになればいいのにと思いますが^^
野手がフライなどを捕球する際に
上空から差し込む強い光で両目のコントラスト感覚が鈍り
打球が見えにくくなるという現象が起こります。
尚、アイブラックの効果として
このようなシーンやスタジアムの照明の眩しさを軽減させる目的で使用されているため、光から瞳を守る効果自体はありません。
あくまでも軽減すると言ったもののようです。
なのでもし、私たちの日常生活で使用するのであれば
アイブラックよりも瞳を守る効果もあるサングラスが効果的でしょう。
強そうに見えますし、一度は使ってみたいなとは思いますが(笑)
野球選手が目の下を黒く塗る理由や効果まとめ
今回は、野球選手が目の下を黒く塗る理由や効果についてでした。
要点をまとめると
・太陽光の反射等の光を軽減する効果が期待できると考えられている。
・高校野球では禁止ではないが推奨もされていない
という事でした。
それから野球好きでよく話題になる
ポジションによる上手さランキングですが
こちらにまとめてあります。
ひまつぶしにどうぞ^^
→ 野球のポジションで上手い順にランキングを付けるとこうなる!かな?(笑)