最近、大きな鯉のぼりを外に飾っている家庭を見なくなりましたね。
この理由が気になりあれこれ調べてみたんですが、こいのぼりをみなくなったのは、時代にあった3つの原因がありましたので、今回はそれについて、そしてみんなは今どうしているのかについてです。
鯉のぼりを見なくなったのはどうして?気になる理由を調べてみた。
大きな鯉のぼりを見なくなった理由を調べてみた結果、大きな3つの原因として、「子供の減少」と「核家族化」、「鯉のぼりが高価」があげられます。
子供の減少について
まず子供の減少についてですが、少子化のため、当然男の子の数も減っているんです。
子供の数が減り、男の子の数が減れば、当然、こいのぼりを飾る家が減ってしまいますよね。
そんな中、鯉のぼりを飾っている家があれば、目立ってしまいます。
そうなってくると「男の子がいるマウントをしている」と思われることを敬遠し、出していないという家もあるようです。
個人的に「男の子がいるマウント」と言われてもピンときませんが、最近はそういったマウントもあるようですね^^;
核家族について
次に核家族化についてですが、核家族で住む家がマンションやアパート、団地になると、鯉のぼりを飾るスペースを確保することが難しくなりますし収納スペースも同様です。
その結果、物理的に鯉のぼりを飾ることができなくなるというわけです。
また祖父母から大きな鯉のぼりを家で飾る習慣を教わらなくなり、「大きな鯉のぼりは各家庭で飾るもの」というイメージが薄くなっていることも原因のようです。
大きな鯉のぼりは出し入れや管理が手間ですし、共働きの世帯では用意するのも準備するのも大変ですよね。
万が一、日中に鯉のぼりが外れてしまった際も、取りに行くのが大変ですし。
こいのぼりが高額問題
最後に、鯉のぼりが高額であるという問題です。
大きな鯉のぼりは1枚買うだけでも数万円単位の値段がしますので、とても気軽には、大きな鯉のぼりを購入できないですよね^^;
ただでさえ、物価高騰で家計が苦しいところも少なくないでしょう(ウチのようにorz)
代々家に置いてあるものがあったり、親族が購入を援助してくれるなら別ですが、わざわざ飾るだけの大きな鯉のぼりに高額な資金を出せないところが多いです。
大きなこいのぼり買わない人はどう楽しんでいるのか?
最近では、家の中に飾れる小さくて安価な鯉のぼりも増えています。
例えば、100均などでもかわいいものがたくさんありますし、子供が幼稚園や保育園の工作で作ってくることも増えています。
「小さいこいのぼりで十分」という人は、大きな鯉のぼりをわざわざ用意しないでしょう。
また今でも町内会や地域のイベント、幼稚園などの幼児施設などで鯉のぼりを出すケースはあります。
大きな鯉のぼりが泳ぐ姿を見たいという人は、そういったところを狙って見に行ってみるのも良いですよね!出し入れの手間や準備のお金も掛かりませんし(笑)
ただしイベントとは言えども、管理や経済的な理由、景観を損なうなどの苦情によって大きな鯉のぼりを出すところは減ってきつつあります^^;
そもそも昔より電線がふえ、大きな鯉のぼりを出せる箇所が減っているという問題もありますし。
鯉のぼりは日本の伝統的な飾りではありますが、昨今の事情に合わせた楽しみ方にシフトしつつあるということでしょうね。
鯉のぼりを見なくなったのはなぜ?気になる理由まとめ
今回は、鯉のぼりを見なくなったのはなぜ?気になる理由についてでした。
まとめ
・「子供の減少」「核家族化」「鯉のぼりが高価」
・出すしまうの手間が面倒な家庭は、小さいものやイベントに参加して済ませている
という事でした。
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