アイスや洋菓子を購入するとついてくるドライアイス。
我が家では宅配で食材を購入することもあるので、1回で数個のドライアイスがついてくることもあります。
でもドライアイスって使い道というか再利用方法もイマイチわからないし、家につけばゴミになってしまう事も多くありませんか?
そこで今回は、ドライアイスの捨て方について、ゴミ箱にポイっと捨ててしまっても良いのか?そして処分する際の注意点などをまるっとご紹介します。
知らないと危険な部分もあるので、ぜひ隅々まで読んで下さいね^^
ドライアイスをゴミ箱に捨てる場合の注意点
ドライアイスの温度は、なんと言ってもマイナス79度です。
ですので素手で降れることはもちろん、ゴミ箱の容器に直接触れるとゴミ箱内との温度差によってゴミ箱が壊れてしまうことがありますので、注意が必要です。
もちろん、大爆発を起こすほどのことはありませんが、ごみ箱にドライアイスが直接触れる事で、バキバキっとひび割れてしまう可能性も^^;
もしごみ箱に捨てる場合は、直接まわりに触れないように、古新聞やチラシなど包んでから捨てるといいですよ。
尚、ドライアイスは溶けて水になることはなく、そのまま昇華して空気になってしまいますので、ごみ箱に捨てていても、時間がたてば古新聞だけが残ります。
注意点として2つ。
・ドライアイスは昇華して空気になると膨張します。
・二酸化炭素から出来ているので酸欠に注意です。
では、詳しく解説しますね。
ドライアイスは昇華すると膨張します。
わかりやすく説明をすると、ドライアイスは昇華すると体積が大きくなり、もとのドライアイスの時の状態よりも量が多くなってしまうんです。
ですから、たとえ古新聞に包んでいてもゴミ箱いっぱいにドライアイスを捨ててしまうと、空気が膨張してしまい大惨事になることも^^;
万が一、蓋つきのごみ箱に捨てて、中で空気が膨張してしまった場合は、破裂してしまう可能性もゼロではありません。
もちろんゴミ袋の口を縛っても、同じように危険です。
最悪、ゴミ袋が爆発してゴミが散乱してしまうという事態も…。
ドライアイスをゴミ箱に捨てる時は、軍手などの厚手の手袋をして、しっかりと新聞紙などに包んだ上で、あまり大量に捨てないようにしましょう。
ちなみに普段見かける、アイス屋さんや洋菓子屋さんで入れてくれる程度の量のドライアイスであれば、ごみ箱に捨てても破裂することはほぼないのでそこまで神経質になる事もありません。
ドライアイスで特に注意すべきは酸欠
ドライアイスは二酸化炭素からできています。
二酸化炭素といえば、普段私たちが空気(酸素)を吸って、吐き出しているものなので、もともと自然界に存在していますが、これはそこまでの量ではありません。
しかし、ドライアイスが溶けると呼吸とは比べ物にならない二酸化炭素が発生することになります。
そして、二酸化炭素は空気よりも重い気体なので床の方に溜まっていきます。
大人ばかりのご家庭であれば、特に心配はいりませんが、ハイハイをするくらいのお子さんがいるご家庭なら、小さなお子さんが二酸化炭素を吸ってしまうことになる危険性も。
二酸化炭素を多量に吸ってしまえば、酸素不足になってしまい大変です。
ちいさいお子さんがいるお宅でドライアイスを処分する場合は、換気扇を回したり、窓を開けたりして、床に溜まってしまった二酸化炭素を逃がしてあげるなどの工夫が必要です。
ドライアイスの捨て方はゴミ箱でOK?今すぐ使えるポイントと2つの注意点まとめ
今回は、ドライアイスの捨て方はゴミ箱でOKなのか?今すぐ使えるポイントと2つの注意点についてでした。
・ドライアイスの捨て方はゴミ箱でOKだが、密閉はしない
・ドライアイスは直接触らず、新聞紙などに包んで捨てる
・昇華した時の二酸化炭素は下にたまるので、小さい子がいる場合は注意
ということでした。
余談にはなりますが、ドライアイスって作れるんですね^^;
これを機会にいろいろ調べていたら見つけましたが、私のような庶民には手の出せない価格でしたorz…
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