雑草の除去は手間がかかって大変ですよね。
自分で軍手と鎌できれいにするのは体力も時間も掛かりますし、もちろん業者に頼むのは費用もかかるし避けたい。
そんな方も多いのではないでしょうか?^^;
そこで今回は、雑草の駆除で有名な「熱湯をかける」という方法について詳しく調べてみました。
どの程度効果やメリットデメリットがあるので、ご紹介していきますね。
雑草に熱湯をかけた場合の効果は?
結論からお伝えすると、雑草に熱湯をかけることはある程度の効果が期待できるとされています。
この理由は熱湯をかけると植物を枯死させることができるためです。
ただしこの方法にはメリットとデメリット。
有効的な場面とそうでない場面の両面がありますので、正しく知っておきましょう!
雑草に熱湯をかけるならこんな場面がオススメ!
雑草に熱湯をかけるのに有効な場面は「レンガのすき間」や「コンクリート」、そして「インターロッキングブロック」など、手で引き抜きにくい部分の除去に有効的です。
雑草の草むしりを経験した方はご存じかと思いますが、コンクリートやレンガの隙間の雑草は本当に手で抜くのが大変です。
汚いし、小さな虫が発生している事もよくありますし、そういった所から生える雑草って茎が太かったりすることもあるので、とにかく大変なんですよね^^;
私も実家の庭の草むしりを何度かしましたが、暑いし虫が不快だしで嫌いです(笑)
雑草に熱湯をかけても効果の薄い所は?
雑草に熱湯をかけてもあまり効果がないと言われている場所は、一面の芝生など、広い場所の雑草の除去になります。
この理由ですが、広い芝生の場合は何度も何度もお湯をかけなければいけないので、非常に手間がかかり効率が悪いのです。
またいくら熱湯に枯死させることができるとは言え、それはあくまでも熱湯が届く部分までです。
つまり、根元まで枯死させることはできないため、一度熱湯をかけたからと言って、もう二度と雑草が生えてこないわけではありません。
これは、コンクリートの隙間やレンガの隙間などでも同様です。
雑草に熱湯をかけるメリットは?
熱湯ならではのメリットがあるので、ご紹介しますね。
コストがかからない
熱湯を用意するだけなので、市販の薬剤等を購入するよりもかかる費用を圧倒的に少なく抑えることができます。
もちろん水道代やガス・電気代はかかるものの、業者に依頼する場合と比較すれば圧倒的に安く抑えられますね!
思いついた時にサッと準備が出来るのは良いですね^^
周囲の植物への影響が少ない
たとえば庭の一部で家庭菜園をしていて、他の部分の雑草を除去したいとします。
除草剤などに比べて熱湯は土壌に優しいので、熱湯をかけた部分の雑草は枯死させることができますが、家庭菜園をしている部分に悪影響が出ることはありません。
そんな理由から熱湯を選んでいる方も多いです。
何事も適材適所で取り入れたいですね^^
ペットやお子さまにも安心
やはり薬剤を使用していない最大のメリットと言えば、ペットや小さなお子さまに悪影響を与えない、リスクを抑えることができることです。
もちろん熱湯に触れてしまえばやけどの恐れはありますので、その点は注意が必要です。
雑草に熱湯をかけるデメリットは?
雑草に熱湯をかけるデメリットをご紹介するなら、一番怖いのはやけどです。
これは熱湯をかけるあなた自身もそうですし、先ほどお話したようにお子さまやペットが熱湯に触れてしまう可能性もあるので、十分注意しましょう。
次に熱湯のかけすぎは土壌や微生物に影響があります。
除草剤ほどの殺傷力はないものの、微生物の中には土壌にとって必要な働きをしてくれているものがあることがあるため、必要以上にかけすぎず、あくまでも手で除去しにくい部分にかけるだけにとどめましょう。
最後に注意したい点としては、塩分の残った熱湯は避けるようにしましょう。
塩分は土壌に残り、家庭菜園で育てたい植物も育たなくなってしまいます。
ありがちなのが、即席麺を茹でた残り汁など。
絶対に使わないようにしましょう!
メリットがありませんので^^;
雑草に熱湯をかけた時の効果は?メリットやデメリット、使いどころまとめ
今回は、雑草に熱湯をかけた時の効果は?メリットやデメリット、使いどころについてでした。
・熱湯をかけると植物を枯死させることができる
・雑草に熱湯をかけるなら「レンガのすき間」「コンクリート」等、細かい所を!
・広い範囲には向かない
・メリットは、コストが掛からず、ペットや子供、周囲への影響も気にしなくてすむ
・注意点は、ヤケド、微生物への影響、塩分
という事でした。
このようにしてみると、熱湯は永久的な効果は期待できないものの、手で引き抜きにくい雑草の除去には十分効果が期待できることが分かりますね^^