今回は彼岸団子はいつ供えるのか?数や由来、簡単な彼岸団子の作り方から、ちょっとした豆知識をお伝えしますね^^
こういったマナーは知らないと恥をかくこともあるので、この機会に覚えてしまいましょう^^
彼岸団子はいつ供える?
彼岸団子をいつ供えるかというと、彼岸の初日と最終日、もしくは中日です。
どちらか一方のみ備えるケースもあれば、両方備えるケースもあります。
数や由来、簡単な彼岸団子の作り方も詳しくご紹介していきますね。
彼岸団子はいつ供える?
彼岸団子は、その名の通り彼岸に供える団子で、一般的には、彼岸が始まる日と終わる日に供えます。
彼岸の初日に供えるものを「入り団子」、最終日に供えるものを「明け団子」と言います。
また、彼岸の中日にあたる、春分の日や秋分の日にお供えするケースもあったり、これらのうちどれか1回で済ませるパターンや、全部備えるパターンなどもあるので、よく確認しておく必要があります。
この基本を抑えたうえで身内に話を聞いてすり合わせた方が良さそうですね。
彼岸団子の由来
お彼岸に彼岸団子を供えるのは、現世に帰ってきた先祖をもてなし、帰りには感謝のお土産として持ち帰ってもらうためです。
また、お供えの団子を食べることで、先祖との繋がりを大切にするという意味もあります。
お供えが団子の形だった理由は、元々主食として親しまれていた里芋が手に入らない時期に、代用として里芋に見立てた団子をお供えにしたからという説があります。
彼岸団子の数の意味
彼岸団子の数にも大きな意味があります。
彼岸団子は、6個もしくは7個お供えするのが一般的です。
6個の場合は、仏教において人が死後に生まれ変わるとされる6つの世界を表現しています。7個の場合は、この6つの世界で輪廻転生を繰り返した後、魂が極楽浄土に向かえるようにという意味がありますよ。
他にも、13個供えるケースもあります。
13個の彼岸団子が、死者を極楽浄土に導く13の仏を示しているのです。
用意した彼岸団子は基本的に、山型に積み重ねて備えます。
彼岸団子の作り方
彼岸団子の作り方には地域差がありますが、基本的なものは上新粉と塩をお湯でとき、丸くこねたものを蒸して作ります。
粉は上新粉ではなく、もち粉や白玉粉・団子粉を使うという人もいます。
また生さずに茹でて作る方法でも良いですね。
他にも、あんこを入れるパターンや平たくつぶした団子を供えるパターンもありますので、地域と自分の舌に合うお好みのものを見つけましょう。
彼岸団子の作り方や供え方には地域差がある
彼岸団子の作り方や備え方などには、地域差がかなりあります。
住んでいる地域の彼岸団子が気になるなら、図書館で関連の書籍を見つけるか、風習に詳しい高齢の方にアドバイスを求めると良いでしょう。
もしくは老舗の和菓子店で聞いてみるのがおすすめです。丁寧に教えてくれますよ^^
彼岸団子はいつ供える?数や由来なども解説!簡単な彼岸団子の作り方まとめ
今回は、彼岸団子はいつ供える?数や由来なども解説!簡単な彼岸団子の作り方についてでした。
・彼岸団子を供えるのは、彼岸の初日と最終日、もしくは中日
・地域差があるので、身内に話を聞いてすり合わせると良い
・彼岸団子は、先祖をもてなし、帰りにお土産として持ち帰ってもらうため
・彼岸団子は、6個もしくは7個お供えするのが一般的
・彼岸団子の作り方や供え方には地域差がある
地域差がかなりあるので、一般的なマナーを知ったうえで地域の人とすり合わせた方が良いですね^^
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