今回は、読み聞かせに最適な絵本5選!寝る前に読んであげたいお話とポイントについてです。
本の内容やポイントを、当サイトが独自に、絵本好きの方に取材し、その内容を掲載しています。
少しでも気になる本が見つかったら、ぜひ読んでみて下さいね^^
どうぞのいす
タイトル:どうぞのいす
作者:香山美子
うさぎさんが作った、しっぽがついた可愛いイスを、野原の木の近くに置きました。
そして、「どうぞのいす」と書かれた看板も立てました。
そこにどんぐりロバさんがやって来て、どんぐりをそのいすに置いて昼寝をしていました。
それからクマさん、キツネさん、リスさんが次々訪れ、それぞれ持っているハチミツやパンなどを置いて行き、ロバさんが目覚めたときにはくりに変わっています。
これにロバさんがびっくりするというお話です。
可愛いどうぶつたちの優しい贈り物は、読んでいて心温まるお話です。
絵本の絵もとても可愛いたっちで目で見てもほっこりしますし、子どもも私もだいすきな絵本でよく読み聞かせています。
バムとケロのさむいあさ
タイトル:バムとケロのさむいあさ
作者:島田ゆか
とても寒いある冬の日、犬のバムとカエルのケロが凍っている池に遊びに行くと、そこには池と一緒に凍った、アヒルのカイちゃんがいました。
バムとケロは凍ったカイちゃんを助け出し、お家に連れて帰ります。
冬の日にいきなり現れたカイちゃんをおもてなしする、ほっこり温まる一冊で、最後にはクスッと笑えます。
島田ゆかさんの『バムケロ』シリーズは、どの作品も1ページ1ページの絵を隅々まで楽しめるように工夫がされています。
一見、おもちゃだらけのページの中に、不思議であり可愛らしいキャラクターや、バムとケロをモチーフにしたおもちゃなどがちりばめられています。
子どもと一緒にそれを見つけるのに、じっくりとページを見ている時間は、間違い探しをしているような感覚になります。
読んで聞かせるだけではなく、絵を使って違った楽しみ方ができるのでおすすめです。
あらしのよるに
タイトル:あらしのよるに
作者:きむらゆういち
嵐の夜に出会ったヤギとオオカミのお話です。
真っ暗な小屋の中なので、お互いの姿は見えませんが、ヤギはオオカミのことをヤギだと思って接しているし、オオカミもヤギのことをオオカミと思って、お互いの好きな食べ物などの他愛もない話を楽しみます。
そして姿が見えないままに別れる事となり、また会う約束をして別れます。合言葉を決めて。
相手への思いやりや優しさ、自分との共通点がある事で、こんなにも違う2人が仲良くしあえる素晴らしさに気付くことが出来るお話でした。
お布団の中で、ハラハラドキドキしながらも、優しい気持ちになって眠れるのではないかと思います。
又、夜の話なので雰囲気が出るのではないでしょうか。
スイミー
タイトル:スイミー
作者:レオ・レオニ
小さい頃に知った一匹の魚が主人公のこのお話は、絵のタッチが可愛らしく、内容は大人になって思い返してみると、ストーリーに込められた深い意味に気づき勇気づけられます。
誰しも大人になった時、社会の中で挫折感を味わうことがあるかと思います。
そんな時に、それでもずっと泳ぎ続けて自分の役割や居場所を見つけたスイミーの事を、子供達が大人になった時に思い出して貰えたら、きっと勇気づけられるのではないか、と思います。
親子でも楽しむ事が出来る内容ということや、ストーリーはとてもシンプルで、子供にも分かりやすく読み進められると思うので、低学年の子供達にオススメさせていただきたいと思いました。
ぼくのへやにうみがある
タイトル:ぼくのへやにうみがある
作者:マーガレット・ワイルド
海が苦手な男の子が、海と仲直りするお話です。
ほら貝を耳を当てると聞こえる海の音を聞いて、海が貝の中に閉じ込められていると思った男の子は海を外にだしてあげようとします。
すると貝から海が飛び出して、部屋が海になってしまうのですが、それをきっかけに男の子は海が怖くなくなるというお話です。
子供の頃この絵本を読んで、私はほら貝から海の音が聞こえることを知りました。
親にほら貝が欲しいとお願いし、海で拾ってきてもらいました。
当時はほら貝から海の音が聞こえることが不思議で、本当に海が飛び出してくるのではとわくわくしました。
苦手なことは克服できるということが、子供心をくすぐる内容で描かれていて、今でも思い出深い一冊です。
読み聞かせに最適な絵本5選!寝る前に読んであげたいお話とポイント☆まとめ
今回は、読み聞かせに最適な絵本5選!寝る前に読んであげたいお話とポイントについてでした。
やはり眠る前なので、ちょっと考えさせられるような作品や、優しい作品が多かったように思います。
気になる作品があったらぜひ読んでみて下さいね!
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