日本シリーズなどをみていて、野球のポジションには背番号とはまた別の数字があるのはどうして?と思ったことがありませんか?
最近野球に興味を持った方はもちろん、以前から野球は好きだったけど、その数字の意味は分からない、という方も多いのではないでしょうか?
そこで、今回は、野球のポジション別の数字についてや、数字が割り振られた理由などをわかりやすく記載しましたので、参考にして下さい^^
野球のポジションと番号の由来は?納得!〇〇のメリットとは?
元々、野球が始まった当時は、背番号という考え方はありませんでしたが、それでは見ている観客がわかりにくいこと。
またスコアカードが付けにくい、スコアカードが売れないという理由から、背番号は1929年にニューヨークヤンキースが導入し、日本では1931年の日米野球から始まりました。
ただ、そういった歴史まではわかりましたが、野球のポジションの番号がいつから今の形になったのかや、その由来や歴史について、詳しい情報はわかりませんでした^^;
ちなみに野球のポジションで振り分けられている、数字とは次のようになります。
2番:キャッチャー
3番:ファースト
4番:セカンド
5番:サード
6番:ショート
7番:レフト
8番:センター
9番:ライト
これ以外の番号として、控えのピッチャーがいる場合は、10番、その次が11番という番号を付けるのが一般的ですが、少年野球の場合は、キャプテンがポジションに関係なく10番を付けます。
また少年野球の場合、監督が30番、コーチ陣が29番や28番を付ける事が、全日本軟式連盟により決められています。
ナンバリングは投手から開始し、捕手、内野手に番号がついています。
内野手の番号はキャッチャーから見て左回りなのに対し、外野手は右回りなので、一見わかりにくいようにも思えます。
ところが特に試合が動いている野球の試合をテレビはもちろん、ラジオで実況する場合には、ポジションを数字で呼ぶことができることで、かなりスムーズな解説ができます。
個人的な意見にはなりますがこんな記事もあります(笑)
→ 野球のポジションで上手い順にランキングを付けるとこうなる!かな?(笑)
野球のポジションを番号にすると、実況ではこんなメリットが?
野球で番号があると実況で大きなメリットがあります。
内野でのボールさばきの際、「バッター打った!それをショートが取ってセカンドに回すことで、セカンドがアウト、さらにセカンドがファーストに回してファーストもアウト」これだと解説が長くなってしまいます。
しかしポジションを数字で表現することで、「バッター打ちましたが6-4-3のダブルプレ-です!」と、分かりやすく簡潔に解説することができるのです。
また番号がある事で、スコアカードへの記入もわかりやすくなっています。
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ポジションと背番号は一致していなくても良い
なお、ポジションと背番号の数字は一致している必要はありません。
これは高校野球や草野球のようなアマチュア野球でも同様ですが、多くの場合は高校野球では先発するピッチャーが1の背番号をつけていることが多く、その後の選手もポジションと背番号が一致していることが多いです。
これはスタメン(スターティングメンバー)で試合に出られる選手に制限があるため、分かりやすく背番号とポジションを一致させているだけにすぎません。
そして、トランプで1がエースを指すことから、背番号1番のピッチャーがエースピッチャーであることを示しているのだそうです。
打順と背番号は関係ない
ちなみに、ポジション順に背番号を決めているので、通常打撃の順番は背番号通りにはなりません。
というのも、打順にはそれぞれに役割があり、役割によって打順を考えるためです。
以前、高校野球を見ていて、一度だけですが打順も背番号順の学校がありました。
現在検索してもどの学校だったかは出てこなかったのですが、かなり衝撃的な思い出でした。
そんな奇をてらったのか、実際に背番号順の役割を果たせる選手の打順だったのかはわかりませんが、たまに珍しい打順があると目を引くので面白いですが、基本的には打順と背番号は関係なく、戦略次第という所です。
野球のポジション番号の由来は?聞いて納得のメリットまとめ
今回は、野球のポジション番号の由来は?聞いて納得のメリットについてでした。
まとめ
・少年野球とプロ野球では数字の決め方がやや異なる
・打順と背番号は関係ない
ということでした。
またポジション番号と同様に、野球を見ていて気になるこの話はこちらに書いています。
→ 野球選手が目の下を黒く塗る理由や効果や起源は?詳しく調べてみたよ!