ドライアイスと言えば、特殊な装置で二酸化炭素に圧力をかけたり冷やしたりして固形の状態にしているものですが、実際に素手でさわるとどうなるのか?
また触ってしまった後の対処方法や取り扱いについて解説します。
小さなお子様がいる方やペットを飼っている方、必見の内容です^^
ドライアイスは触るとどうなる?温度は何度ある?
ドライアイスを素手で触ると、その部分が凍ってしまい凍傷になってしまいます。
大人はもちろん、小さなお子様やペットが触らないように配慮しましょう!
ドライアイスの温度は、およそマイナス78.5度ととても冷たく、素手で触ってしまうと、皮膚が急激に冷やされて血行が悪くなってしまい凍傷になってしまいます。
凍傷になってしまうと、火傷のような症状が皮膚に現れます。
ただし、ドライアイスを触ってしまっても、すぐに手を離せば、赤くなったり多少痛みを感じる程度で済みますので、万が一触ってしまったらすぐに手をよけましょう。
ドライアイスはそのまま触り続けると、水ぶくれになる可能性があります。
さらにずっとドライアイスを触ったままだと、皮膚の深い部分が壊死してしまうリスクもあるので、注意しましょう。
ドライアイスを触った後の対処法
もしもドライアイスに触ってしまったら、まずはすぐに手を離しましょう。
長く触っていればいるほど、危険な症状が表れやすくなってしまいます。
ドライアイスに触ってしまった場合ですが、すぐに触ってしまった部分をお湯につけて温めます。
ドライアイスを触ると火傷のような症状が出ますが、冷やすのではなく温めたほうが良いとされています。
この時に使うお湯の温度ですが、お風呂と同じぐらいか少し高め、40度前後が目安ですので、体温よりもちょっと高めが良いとされています。
水ぶくれができてしまった場合は、潰さないように注意し、医療機関に相談しましょう。痛みを感じる場合や、皮膚の色が変わっている場合も同様です。
また子供の場合は、すぐに症状が感じられなくても、小児科に診てもらっておいた方が安心ですね。
「ドライアイスを触って怒られたから、黙っていよう」と痛みを隠している可能性もありますので、怒らない事、心配しているだけなことを伝えて見せて貰いましょう。
ドライアイスの取り扱いに注意
ドライアイスは、素手で触るととても危険ですので、必ず手袋をして触るようにしましょう。
防寒・防水仕様で厚みのある手袋や軍手を使うと安心です。
またドライアイスが触れる専門の作業用手袋も販売されているので、心配ならそちらを購入するのもおすすめです。
万が一、子供が口に入れてしまったら大変です。
ドライアイスから煙が出て消えていく様子は子供の興味をそそりますが、手を出してしまう子供も少なくないので、危ないことをしっかりと伝え、小さい子供からは遠ざけておくことが大切です。
我が家の場合は、子供が小さいので、基本的には子供に見えない所で扱うようにしています^^;
ドライアイスは触るとどうなる?触った後の対処法まとめ
今回は、ドライアイスは触るとどうなる?触った後の対処法についてでした。
・ドライアイスを素手で触ると、その部分が凍ってしまい凍傷になってしまう
・凍傷になってしまうと、火傷のような症状が皮膚に現れます
・触り続けると、水ぶくれになる可能性もある
・水ぶくれができてしまった場合は、潰さないように注意し、医療機関に相談
・ドライアイスは、素手で触るととても危険ですので、必ず手袋をして触る
・触ってしまったら、冷やすのではなく40度前後で温めたほうが良い
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