今回は卵の賞味期限切れは20日を過ぎても大丈夫なの?ということがテーマです。
卵って栄養もありますし、使い勝手も良く、すごく美味しいので、つい多めに買ってしまいますが、あの絶妙な賞味期限に悩まされてしまうことも少なくありませんよね?(笑)
今回はそんな卵の賞味期限切れについて、20日を過ぎても大丈夫なのか?食べられるのか?オススメの調理方法、ゆでたまごと生卵ならどっちの方が賞味期限がながいのか?腐ってしまった時の見分け方などをわかりやすくご紹介します。
卵の賞味期限切れ!20日を過ぎても食べられる?
卵の賞味期限切れでも20日過ぎても生食で食べられるか?についてですが、日本卵業協会によると。
夏場(7~9月)なら採卵後16日以内、春秋期(4~6月、10~11月)が産卵後25日以内、冬季(12~3月)が産卵後57日以内と記されています。
引用元:日本卵業協会
つまり夏場の7月から9月はサルモネラ菌などの観点から、20日を過ぎたものの生食は止めておいたほうが良い、それ以外の期間なら問題なさそうですね。(データこそありますが、推奨をしている訳ではありません。あくまでも自己責任でお願いします)
そもそも賞味期限は、おいしく食べられる期間。食べなければいけない消費期限ではありません。
ちなみに口コミなどを見てみた結果、20日を過ぎても加熱して食べている方が、かなり多い印象でした^^;
今までもったいない事をしてきたかもorz…
生の卵の賞味期限が長い理由の一つに、卵殻膜に含まれる強力な抗菌物質で保護されていますので、有精卵なら親鶏が21日間温めても元気に雛が孵り、無精卵も生きていていますので、15℃程度の室温で1か月程度放置しても腐らないそうです。
こういった理由から冷蔵や常温で1ヶ月位なら平気で食べるという方もちらほらいました。
また「卵は保存がきくので、食べる時に加熱すれば大丈夫!スーパーでも常温で売ってるでしょう?」といった意見も。
ただあくまでも個人の見解ですので、ご参考までに。判断は自己責任になります。
まとめますと、卵の賞味期限が20日過ぎていても、生食で食べなければ問題ないというのが一般的な見解のようです。
生卵とゆで卵なら賞味期限が長いのは生卵!?その理由は?
賞味期限が切れそうだからと、ゆで卵にして冷蔵保存をする、という方も多いと思いますが、実はゆでた方が卵は保存ができません。せいぜい3日か4日程度です。
先程記載したとおり、生卵の方が賞味期限が長い理由は、生卵の状態なら卵は呼吸を続け生きている状態ですが、一度ゆでてしまえばその状態が変わってしまいます。
これは卵が生きているからで、殻にある気孔と呼ばれる小さな穴から、卵自身が内部のガス交換を行っているためです。
またひび割れしたタマゴ等は何があるかわからないので、食べる場合は最低限の確認をした上で、加熱して食べた方が良いです。
卵の賞味期限切れ!20日過ぎた時の鉄則は?
賞味期限切れの卵ですが、しっかりと熱を通すことが重要です。
万が一、サルモネラ菌に汚染されていたとしても、70℃以上に加熱すれば死滅するからです。
賞味期限の切れた卵で一番怖いのがお腹を壊すこと。
しっかりと固ゆでにする、イメージ的には、超入り卵!!ってくらいの加熱が良いですよ!
卵の賞味期限切れ!腐っている卵の見分け方!こんな状態なら廃棄を推奨!
賞味期限というか、消費期限の切れた卵の見分け方ですが、こんな状態なら廃棄を推奨します。
これらのチェックを参考に、少しでも『おかしい』と思ったら廃棄をしてしまった方が良いです。
食材を無駄にしない気持ちはとうぜん大切ですが、一方でお腹を壊した後の辛さや薬などを視野に入れておくのも重要です。食べる場合は必ずよく加熱してくださいね。
卵の賞味期限切れ!20日を過ぎても大丈夫?まとめ
今回は卵の賞味期限切れ!20日を過ぎても大丈夫?ということについてでした。
どうやら常温(夏以外)や冷蔵であれば、いけそうでしたが、やはり個体差がありますので、夏場などは特に最低限のチェックをしてから食べましょう。
きちんと割った時に見た目や臭いを確認して、その上で火を通した方が良さそうです。
また一部では、「一日でも過ぎたら捨てます。もし何かあった時に1人暮らしなので怖い」「万が一お腹を壊した時の薬や治療費の値段を考えると勇気が出ない」と言った意見もありましたし、「賞味期限が数日過ぎただけで捨てるのは食べ物を冒涜している」と言った意見も。
考え方は人それぞれですので、あくまでもご参考までにです!
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