電話は仕事上でも、プライベートでも現代人にとって必須の道具ですよね。
使い様によっては大きな利益になったり、大きな損になったり、電話の使い方ひとつで仕事の結果は大きく変わります。
そんな電話ですが、私は稀に相手の対応が気になってしまうことがあります、それが「電話を切るタイミング」です。
今回は電話を切るタイミングについて、先に切るルールはあるのか?注意点など、社会人として最低限知っておきたいマナーのお話です。
電話を先に切るのはどちら?ルールはある?
結論からお話すると、電話を先に切るのは電話をかけた方、または目上の方です。
まず、電話をかけた側から電話を切る理由ですが「電話をかけた要件が終了しました」という意味が込められています。
ですから、本来は電話をかけた側が電話を切って終了するのが電話のマナーです。
これはメールにもあてはまりますね。
もしも電話を受けた側が先に電話を切ってしまったら、かけた側は必要な要件をすべて話し終えられていない可能性があるのです。
しかし、あなたも経験があるでしょうが、多くの場合、電話を受けた側が一方的に電話を切ってしまうことがほとんどです。
この記事をきっかけに、あなたが電話を受けた場合には相手の要件が終了し、電話を切るのを待つようにしてほしいと思います。
基本的に、用がなくて電話をしてくる人はいません。きちんと解決してあげましょう^^
上司や取引先との電話の場合は相手が電話を切るのをまつ
上司や取引先相手の場合は、先方が先に電話を切るのを待つことがマナーとされています。
上司や取引先に電話をする際、一方的に電話を切られてしまわないために、電話をかけた時点で何件の用事があるのかをざっくり伝えるといいでしょう。
「ご報告(ご相談)が3点ございます。まず…」
と話し始めれば相手が最後まで話を聞いてくれずに電話を切ってしまう可能性は低くなるでしょう。
また先方が忙しいタイミングかも知れません、そんな時に要点がまとまっていない話をダラダラされたら迷惑がられてしまうでしょう。
必ず電話をする前にはポイントをまとめて、相手の時間を取らせないように配慮しましょう。
電話の切り方の注意点は?必ずお礼を伝える
電話をかけた側から切るのがマナーとはいっても、要件が終了したからといって、がちゃりと切っていいわけではありません。
感謝の言葉を伝え、丁寧に切りましょう。
「お忙しいところありがとうございました」
「よろしくお願いいたします」
「引き続きよろしくお願い致します」
「失礼いたします」というように、最後の挨拶を忘れずにするようにしましょう。
このようにしっかり挨拶をし、相手からの返答を受けてからであれば、就職活動の際にもかけた側から切ってしまって問題ありません。
なお、電話は乱暴に切らず、そっと切るようにしましょう。
受話器を置く力加減がわからない場合は先に手で電話を切ってから受話器を置くといいでしょう。
当たり前に思うかもしれませんが、こういった小さい所に気が配れていない人も多いので注意しましょう。
電話を先に切るのはマナー違反?最低限おさえておきたいポイントまとめ
今回は、電話を先に切るのはマナー違反?最低限おさえておきたいポイントについてでした。
・電話はかけた方から切る
・上司や取引先との電話は先方が切るのを待つ
・電話を切る際には必ずお礼の言葉を伝える
・電話は乱暴に切らない
ということでした。
また電話がどうしても苦手な方もいると思います。
そんな場合はこちらの記事を参考にして下さい。