「墓参りの行き過ぎはダメ」という話を聞いたことはありませんか?
私も先日、人に言われて「え?どうしてダメなの?制限なんてないハズ」と思い、調べてみたんですが、そこにはいろいろな理由がありました!
今回はそんな、墓参りの行き過ぎがダメな理由についてやそもそも何のためにしているのか?などのお話です。
墓参りとはそもそもなんのためにする?
墓参りとは、故人をしのんで供養するために行うものですので、基本的には回数に制限はありません。
事実、墓参りに何度も行って良いとする宗派も多数あり、一部では毎日お墓参りするという人もいます。
私の祖母も、家の敷地内にお墓があるので、毎日のようにお墓参りしていて、私も夏休みに遊びに行くと、挨拶感覚でお盆でなくてもよくお墓参りしていました。
もちろん周りにそれを咎める人はいませんでしたし、近所の人には信心深いと感心去れていた位です^^;
ではなぜ「墓参りの行き過ぎがダメ」と言われるのかといえば。
墓参りの行き過ぎがダメな宗派もある
宗派によっては、墓参りの行き過ぎを亡くなった人への執着と捉え、「ダメ」と注意していることがあります。
確かに故人の気持ちになって考えると一理あるのかも知れません。
自分が亡くなった後、自分のお墓にいつまでも生きている人が通い続けていると考えると、心配になってしまいますよね^^;
墓参りの行き過ぎはダメとしている宗派の場合は、お盆やお彼岸、月命日など、多くの人がお墓参りをする時期のみに留めておいた方が良さそうです。
もちろん行き過ぎがダメなだけであって、常識の範囲であればとがめられることもないと思いますが。
管理者の都合で迷惑がられることもある
実際、墓参りに行きすぎると、管理者の都合で迷惑がられることもあるようです。
墓参りの際に持ち込まれる花や供物の処理が、大変なこともあるからです。
また、お墓が近くにある場所に住んでいる人から、車が往来する時の騒音や、狭い道での離合などで、クレームになる可能性も考えられます。
これらのパターンが考えられるなら、墓参りの行き過ぎはダメとは言いませんが、控えておいた方が良いでしょう。
お墓参りはマナーを守って無理のない程度に
お墓参りの行き過ぎは絶対ダメとは言えませんが、マナーを守って無理のない程度にしましょう。
お墓の管理をしてくれている人に迷惑をかけないように配慮するのは当然として、故人を心配させないような頻度に留めておいた方が良さそうですね^^
もし毎日亡くなった方にお参りしたいのであれば、仏壇が良いでしょう。
仏壇なら、毎日拝んでも不自然ではありません。
人の家にある場合は、管理している人に配慮した方が良いですが、自宅の仏壇なら何度拝んでも大丈夫です。
人によるのかも知れませんが、私もお墓参りに行くと気持ちが落ち着きスーッとするので、気持ちはわかります^^
墓参りの行き過ぎはダメ?彼岸やお盆以外でも問題ない?理由についてまとめ
今回は、墓参りの行き過ぎはダメ?彼岸やお盆以外でも問題ない?理由についてでした。
・お墓参りに行く回数の制限やいつ行ってはいけないというものはない
・墓参りの行き過ぎを亡くなった人への執着と捉え「ダメ」と注意する宗派もある
・管理者の都合で迷惑がられることもある
墓参りの行き過ぎがダメというよりも常識の範囲内であれば特に回数などに決まりはないようですね^^
中には、彼岸やお盆以外にも、定期的にお墓参りに行くことを推奨している所もありますので、空気を読んで常識の範囲で行く分には問題なさそうですね!
→ 墓参りの作法 お線香をあげる時の注意点や服装、忘れがちなやってはいけないこと!
→ 墓参りの線香は束のままが正解?それとも本数が決まっている?詳しく調べてみた。
→ 彼岸の本来の意味や由来は?お供え物はどんなものがいい?