生きたまま車海老のギフトなどを貰った際、おがくずが入っているのを見たことはありませんか?
私も初めて子供の頃に見た時は驚きました^^;
「この巨大なエビはなぜ水もないのに生きてられるのだ?怪獣なのか?」
「おがくずが入っていると高級感がすごい!」
そんな事を思いました(笑)
今回はそんな車エビとおがくずの「なぜ?」についてです。
なぜ必要なのか?どんな理由があるのか?詳しく解説します。
車海老が届く時におがくずと一緒なのはなぜ?
車海老を梱包した際に、おがくずがなぜ必要なのかというと、車海老の呼吸を助け、生きたまま運ぶためです。
おがくずに包まれた車海老は、取り出すと飛び跳ねるくらい元気なのですが、なぜそこまで元気な状態で保管できるのでしょう?
それにはいくつかの理由、おがくずの役割がありますので、それを解説していきますね。
保湿性の高いおがくずに包み、車海老のエラが乾燥するのを防ぐ
車海老は、エラの周辺に水分があれば、水の中にいなくても呼吸できるという性質があります。
なんとその長さは、およそ7日程度!
水の中に入れないで生きたまま車海老を運ぶためには、エラを乾かさないよう湿らせてさえおけばこれだけ生きていられるのです!?
もちろんそこで重宝されるのが、保湿性に優れている「おがくず」です。
保湿性の高いおがくずに包んで車海老のエラが乾燥するのを防ぐことで、車海老が呼吸できるようにしているというわけなんですね。
おがくずに入って運ばれてきた車海老を触ると気付きますが、触ると少し体表が湿っています。
この湿り気を維持するために、おがくずが良い仕事をしているのです。
低い温度をキープするのにもおがくずは重要
そうは言っても、常温状態での呼吸を維持できるほど、おがくずは万能ではありません。
ですので、生きた車海老を運ぶ際には温度も重要です。
低い温度で呼吸を減らし、エラについたわずかな水分でも、車海老が呼吸できるようにしています。
もちろん温度が低いと水が蒸発しにくくなるというメリットもあります。
水が蒸発して乾くと車海老が呼吸できなくなりますし、蒸気が発生した場合も、車海老のエラ呼吸が妨げられてしまうからです。
車海老が低温で送られてくることも、生きたまま運ぶ上で重要な意味を持っているのです。
また温度上昇を防ぐ効果もおがくずにはあります。
おがくずを詰めることで、箱の中の温度を一定に保つこともできるのです。
おがくずをいれるのは梱包上の理由もある
車海老の箱におがくずを詰めるのには、梱包上の理由もありますよ。
例えば、車海老をそのまま並べて入れると、動いた際に尻尾や髭などで他の車海老を傷つけてしまう可能性があります。
これを防ぐために、クッション材として、おがくずが入っているというわけですね。
また、水と比べておがくずは格段に軽いです。
その為、万が一袋や箱が破れてしまっても、水のように他の荷物を汚してしまうリスクが少ないです。
これらの理由もあって、車海老の箱にはおがくずが詰められているそうですよ^^
車海老のおがくずはなぜ必要?生きていられる理由からその意味までまとめ
今回は、車海老のおがくずはなぜ必要?生きていられる理由からその意味についてでした。
・車海老のエラが乾燥するのを防ぐ
・低い温度をキープするため
・緩衝材として
という事でした。
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