温かくなってくると登山やピクニックなど、外にお弁当を持って出かける機会も増えますよね^^
しかし、お弁当を持っていくなら必ず出発前にお弁当を冷やさなければなりません。
今回は、お弁当を冷やす理由から、冷やし方、目安となる時間等をご紹介しますので、参考にしてください^^
常温の場合は30分前後、冷蔵庫に入れる場合は15分程度常温でおいてから5分くらい冷やすと良いです。また、うちわや保冷剤を使って冷やすのもおすすめですよ。
弁当を冷やす理由は食中毒を防ぐため!
弁当を冷やす最大の理由は、食中毒を防ぐためです。
出来立ての状態で弁当箱の蓋を閉めると、内部の温度と湿気が高くなります。
温度や湿気が高い状態は、食中毒の原因菌が繁殖しやすい環境を作ってしまいます。
また、蓋についた結露で食品が劣化してしまう事も見過ごせません^^;
ジャガイモや里芋など水分とでんぷんが多く含まれる食品は、温度が上がると腐敗しやすく、細菌も繁殖しやすいので特に注意が必要です。
また、ハムやソーセージなどの加工肉や生野菜も同様ですので気を付けましょう。
以前、知り合いが、弁当に入れたきゅうりのハム巻きでお腹を壊したことがありました。
お弁当でお腹を壊したら、大変です。
安全に弁当を持ち運ぶためにも、必ずご飯やおかずを冷やしてから蓋を閉めるようにしましょう。
弁当を冷やせばおいしさや品質を保ちやすくなる
弁当を冷やしておけば、おいしさを保ちやすくなります。
というのも、弁当の蓋についた結露が食品につくと、ご飯やおかずの味が落ちてしまうからですね。
私も経験があるのですが、ベチャベチャのご飯ってあんまり美味しくないです。
おかずの場合は、特にお弁当の定番である唐揚げやトンカツなどの揚げ物が湿気ていると、げんなりしてしまいます。
弁当を十分冷やしておけば、中身がしっとりしてがっかりすることも減りますよ^^
温かい手作り弁当はまずしっかり常温で弁当を冷やす
手作り弁当は、まずしっかり常温で冷やすことが鉄則ですので、作ってから20~30分程度は、冷やすようにしましょう。
弁当箱に詰めてから冷やすより、ご飯やおかずを取り分けてから冷やすと楽ですし、安全です。
ご飯は炊飯器で炊いてから、平らな皿に広げて冷ましましょう。
おかずも作ったフライパンのまま冷やすより、一度皿に移して冷やした方が良いですね。
「洗い物が増えて大変」という場合は、耐熱ラップを皿に敷いておくと、使った皿をさっと水洗いするだけで済むので楽ですよ。
うちわや保冷剤を活用
温かい弁当のおかずをスピーディに冷やすには、うちわや保冷剤を活用するのも手です。
体感ではありますが、うちわを使えば5分、保冷剤を使えば10分程度は時短になります^^
保冷剤を使う場合は、金属製の器にご飯やおかずをいれ、その下に保冷剤を入れると、全体を早く冷やすことができますので、参考にして下さい^^
冷蔵庫に入れる場合はある程度冷ましてから
冷蔵庫に入れて弁当を冷ます場合は15分程度常温でおいてからにしましょう^^
すぐに冷蔵庫に入れると、冷蔵庫の中の温度が上がり、他の食品に影響が出ます。
また、冷蔵庫が温度を保つためにエネルギーを使うため、電気代がかかりやすくなりますよ。冷蔵庫に入れてからの時間は、5分くらいで十分です。入れすぎると匂いがうつりますし、逆に結露ができやすくなるので、注意しましょう。
弁当を冷やすのはなぜ?冷やす理由や時間は?冷蔵庫に入れる時のポイントまとめ
今回は、弁当を冷やすのはなぜ?冷やす理由や時間は?冷蔵庫に入れる時のポイントについてでした。
・弁当を冷やす理由は食中毒を防ぐため!
・温度や湿気が高い状態は、食中毒の原因菌が繁殖しやすい
・でんぷんを多く含む食品、加工肉や生野菜などは特に注意
・弁当を冷やせばおいしさや品質を保ちやすくなる
・うちわや保冷剤を活用すると時短になる
・冷蔵庫に入れるのはしっかりと食材がさめてから
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