本格的な寒さの到来を告げる、冬至!
カボチャを食べたり、柚子湯に入ったりする習慣がある日として、知られていますよね^^
そんな冬至の食べ物といえば、そばも定番です。
しかし、どうして冬至の食べ物といえばそばなのでしょうか?
もちろんせっかく食べるなら冬至に美味しくそばを頂きたいものですよね。
そこで今回は、食いしん坊の私が冬至の食べ物でそばが選ばれている理由や、冬至にそばを美味しく食べるための調理法について紹介していきます^^
そもそも冬至とは?
そもそも冬至は、一年で一番太陽が南寄りになり、北半球で昼が最も短くなる日です。
時期的には毎年、12月21日前後が冬至にあたり、日本では二十四節気の一つとして扱われています。
また、この日は一陽来復の日とも考えられていて、日照時間が短くなるにつれ低下した運気が上向きになり、良い流れが舞い込むようになるとされています。
そんな冬至に日本では、風邪をひかないようにと願いを込めてカボチャを食べ、柚子湯に入ってあたたまることが一般的とされています。
この寒い時期に温かく季節が感じられる食材を食べられるのは本当に幸せですよね^^
「冬至の食べ物にそば」が定番なのはなぜ?
そんな冬至に日本では、そばを食べるという地域があります。
ですがどうして、冬至の食べ物はそばなのでしょう?
調べてみた結果、冬至の食べ物にそばが選ばれる理由は、日が出ている時間の短さにあるようです。
冬至とは、1年の中で最も1日の日照時間が短くなる日ですよね。
日照時間が短くなるということはつまり、夜が長くなるということです。
そして、中には昼が短くなり夜が長くなることを、太陽の力が弱まることと捉え、生命力が低下すると考えている人もいました。
大昔には「冬になって太陽が一度命を失う」という考え方もあったとかなかったとか。
そんな冬至の日に、少しでも日が長く出て、太陽が力を取り戻すようにと思いを込め、長い食べ物のそばを食べるとされているようですよ^^
冬至の食べ物として食べるそばの調理法は?
冬至のそばは、地域により調理法に差があります。
基本的には冬至に食べると良いとされるカボチャをメインに、具をたくさん入れた温かいそばが、調理法として選ばれることが多いですね。
そば版のほうとうのようなイメージでしょうかね^^
また大根、にんじん、里芋、鶏肉などを入れた、「しっぽくそば」を冬至に食べるという地域もあります。
寒くなってきて体調も崩しやすくなる冬至の時期に、具沢山で栄養も満点で、体も温まるのでぴったりのそばと言えるでしょうね^^
また「冬至には柚子湯に入る」という慣習もあります。
そんな冬至に縁深い柚子の皮をそば粉に練り込んで作った、「柚子切りそば」を食べる地域もあります。
こちらは、ゆずの香りが口に広がり、美味しいですし、お風呂にゆずが浮かんでいると一日の疲れがいつも以上に取れる気もしますね^^
地域によって食べ方が様々な事から、冬至に蕎麦を食べるなら、郷土の風習に沿ったレシピを学ぶのがおすすめです。
近くに冬至のそばに詳しい人がいるなら、話を聞いてみるのが一番かも知れません。
もちろん地元のおそば屋さんに行ってみるのもおすすめです。
まだ知らなかった美味しいお蕎麦が食べられるかも!?
冬至の食べ物と言えば、そばが定番!理由やおすすめの調理法まとめ
今回は、冬至の食べ物と言えば、そばが定番!理由やおすすめの調理法についてでした。
・冬至の食べ物にそばが選ばれる理由は、日が出ている時間の短さにある
・冬至にそばを食べるのは太陽が力を取り戻すようにと長い食べ物のそばが選ばれた
・地域によって冬至に食べる蕎麦は様々。地域のお蕎麦屋さんに聞くのが確実
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