さつまいもを塩水につけると、甘味が引き立って美味しくなります。
ただし、さつまいもを塩水につける際の効果を最大限発揮するには、ポイントや注意点があるので、シェアしていきますね。
さつまいもは1%の塩水に1時間以上つける
さつまいもを塩水につけることで甘みを引き出したいなら、1%の濃度で1時間以上つけましょう。
ただし、塩水の濃度が濃すぎるとさつまいも自体がしょっぱくなってしまうので、塩分濃度には注意が必要です。
逆にはっきり塩味がついた濃いめの味わいで食べたい方は、少し多めでも大丈夫ですが、しょっぱくなってしまうのでほどほどに味の好みに合わせて、調整して楽しみましょう。
半日くらいつけておくとより甘みが引き立つ
時間は1時間程度で十分ですが、半日くらいさつまいもを塩水につけて置いておくと、より甘みを引き出すことができます。
特に手をかける事もないので、出掛ける前に漬け込んでおくと良いですね。
ただし、さつまいもを塩水につける時間が長すぎてしまうと、傷んでしまうので気をつけておきましょう。
さつまいもを塩水につけてしまったら、長くても3日以内に調理しましょう。
もちろん変色していたり変な匂いがしたら、使うのを諦めたほうが無難です。
次の日に調理するさつまいもを、前日の夜に塩水でつけておく方法もおすすめですね。
寝ている間に塩水が染み込んでくれるので、翌日の調理が楽に済みます。
さつまいもを塩水につけるだけではあくが抜けにくいので注意
さつまいもを水に10分程度つけると、あく抜きができます。
ただし、塩水ではあくが抜けにくいことがありますよ。
さつまいもを塩水につける前に、10分程度は水道水につけ、あく抜きをしておきましょう。
さつまいもを水道水につけるのが面倒な場合は、軽く揉み洗いするだけでも十分です。
この一手間で、より味が染みやすくなります。
煮物やスイーツ作りには向かないことも
さつまいもを塩水につけると甘みが増すのは、塩味とさつまいもの甘味の対比によるものです。
例をあげるなら塩をかけたスイカや、塩キャラメルなどと原理的には似ています。
そのため、そもそも甘塩っぱい味をつける煮物でさつまいもを利用する場合、塩水につけると塩分が高くなり、味が濃くなりすぎるのであまりおすすめできません。
スイーツの場合も同様で、メニューによっては塩っぽさが際立ってしまい、美味しく感じられないケースがありますので、何に使うかを考えてからの仕込みを推奨します。
ふかし芋や焼き芋の時に試すのがおすすめ
さつまいもを塩水につけて下処理するのは、ふかし芋や焼き芋、天ぷらなど、シンプルな料理の時がおすすめです。
甘さが引き立つとともに後から塩をかける手間が省けます。
また、さつまいもに後から塩をかけると、味がまばらになってしまいます。
さつまいもを塩水につける方法なら満遍なくやや塩味がついていて、美味しく感じられるのでオススメです。
ぜひ一度試して下さいね^^
さつまいもは塩水につけると甘味が引き立って美味しくなる?ポイントや注意点まとめ
今回は、さつまいもは塩水につけると甘味が引き立って美味しくなる?ポイントや注意点についてでした。
・さつまいもを塩水に付けるなら、1%の塩水に1時間以上つけるのが基本
・半日くらいつけておくとより甘みが引き立つ。これ以上は傷むので注意
・煮物やスイーツに使うなら塩水に漬け込まない方がいい
・ふかし芋や焼き芋などシンプルな料理に最適
ということでした。
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