御朱印帳っていつの間にか溜まってしまい、その後の処分に困ってしまった…という経験が誰にでもあるはず。
当然、通常のようにゴミとして捨てるようなものでもありませんし、困りますよね。
そこで今回は
御朱印帳の捨て方(処分方法)について、どのようにするのが良いのかから、御朱印帳がすぐに溜まってしまう時の対処法、巡礼は何度も回らなければいけないのかについて解説します。
知っておくと役に立つ知識ですので、ぜひ参考にして下さいね!
御朱印帳の捨て方はどうすれば良い?
いつの間にやら集まっていた御朱印帳!
全てのページに記載をしていただいた御朱印帳の【その後】は一体どうしたらいいのでしょうか?
御朱印帳の処分方法について悩んでしまう方も多いと思います。
結論からお伝えすると、御朱印帳の処分は「自分の死後に副葬品として棺に一緒に納めてもらう」という方法と「お焚きあげしていただく」という方法が一般的です。
霊場巡礼の際に使用した御朱印帳は、修業を重ねた証となりますので、お数珠や装束と一緒に棺に入れてもらうことで極楽浄土に行けると言われているのです。
私も家族には御朱印帳を棺に一緒に入れてほしいとお願いしています(気の早い話ですが^^;)。
御朱印帳をお焚き上げしてもらう方法は?
お焚きあげしていただく、という方法もあります。
これはあまりにも御朱印帳が多くなりすぎてしまったときに、生前にお焚きあげしていただく場合と、ご本人の死後、御朱印帳を発見したご遺族がお焚きあげをお願いする方法があります。
基本的には御朱印を書いていただいたお寺や神社にお願いするべきではありますが、それがあまりにも遠方の場合は、近所のお寺や神社に相談してみるといいでしょう。
あなたがちゃんと信心をもって御朱印を書いていただいているのであれば、ごみの日に捨ててしまうことは絶対に避けましょうね^^;
御朱印帳がすぐに溜まってしまい困ったら?
巡礼ごとに御朱印を書いていただいていては、あっという間に御朱印帳が溜まってしまいます。
このような場合は「重ね印」をお願いしましょう。
「重ね印」とは、もともと書いてある御朱印に重ねて印鑑を押していただく、というものです。
ご本尊様やお寺の名前は墨で最初の巡礼の際に記載していただき、その後の巡礼では朱印のみを重ねて押していただくのです。
こうすることで1冊の御朱印帳に、朱印を重ねていただくことになり、御朱印帳がいっぱいになるのを防ぐ効果もあります、
何度も巡礼することで、御朱印帳が朱色に染まっていくのも美しいものですよ。
オススメです!
ちなみに私の場合は、巡礼ごとの御朱印帳と観光で訪れた時用の御朱印帳を別々に用意しています。
観光では普段なかなかうかがえないお寺や、神社の御朱印をいただけるため、重ね印にせずにしっかりお参りしてきます。
巡礼は何度も何度も回らなければいけないのか?
巡礼はもちろん何度も回らなければいけない、ということはありませんが、私は不動明王を特に大切に信仰していて、お不動様のもとを何度も巡礼しているので、お不動様の巡礼用の御朱印帳は巡礼ごとに別にしています。
特にこだわっているのが、関東三十六不動霊場巡礼の御朱印帳です。
三十六×3で一〇八になり、108といえば、煩悩の数です。
つまり関東三十六不動霊場を3周するとちょうど煩悩の数になるのです。
煩悩の数になることで煩悩を打ち消し、心が清められる気がして、関東三十六不動霊場巡りの御朱印帳は3周で1セットとしています。
このような自分なりのこだわりやルールを決めてみるのもおすすめですよ。
もしご興味があれば、あなたも試してみて下さいね^^
御朱印帳の捨て方はどうすれば良い?まとめ
今回は御朱印帳の捨て方はどうすれば良い?についてでした。
要点をまとめると
・御朱印帳の捨て方(処分方法)については
→死後に副葬品として棺に一緒に納めてもらうかお焚き上げ
・御朱印帳がすぐに溜まってしまう時の対処法
→「重ね印」をお願いするのが良い
・巡礼は何度も回らなければいけないのか
→何度も回らなければいけない、ということはありません
という事でした。
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